マイクロビーズをご存じですか?
歯磨き粉やスクラブ洗顔料などに使われている微細なプラスチックの粒をマイクロビーズといいます。
2015年12月28日にアメリカでマイクロビーズ除去海域法が成立しました。この法律は2017年7月以降にマイクロビーズの製造を全面禁止し、2018年6月以降は販売も禁止します。
人体への影響や健康被害が懸念されアメリカの企業はもちろん、イギリスやフランスの企業でも、自主規制され植物種子などに素材が転換されています。
しかし、全く規制のない日本では現在もたくさんの製品に使用されています。
マイクロビーズは大きさ0.5mm以下で浴室や洗面所から、下水処理施設のフィルターを通過し川や海に流れ込んでいます。
決して水に溶ける事はなく、これを食べた魚が体内に有害物質を蓄積し、食物連鎖により環境全体を汚染し、人間にも影響を与えるリスクがあります。
では、環境問題でも大きく取り上げられている物が歯磨き粉に入っていて歯肉には影響はないのでしょうか?
歯と歯肉の隙間に入り込み、粒々が残留している方も見受けます。
当然、歯肉への影響も懸念されます。
日本で販売されている歯磨き粉には表示で「ゼオライト」と記載されています。
お使いの歯磨き粉、表示を確認してみてください。
0コメント